週末はいつも忙しい。土曜日はライブが入るし、日曜日はカルチャー講座のあと京都でライブがあったり、晩にカプリシカのギグ(ライブのことを英語ではGigと言います)があったりする。1日に仕事3本かけもち、なんていう日も珍しくはない。
先週の土曜日、Butter Dogsのタイグスでの一応最後のライブがあった。一応というのは、こちらの都合とお店の都合が合えば再開する可能性もなきにしもあらず、という意味なのだが、最後という知らせを聞いて、かけつけてくださった常連のお客様、なじみのお客様でとても元気付けられた。
今回は初めてギターの岡崎泰正さんと共演させていただいた。
http://www2.odn.ne.jp/sko-project/
岡崎さんといえば昔の笛の先生である岸本タローさんや笛仲間の橋詰智章さん、フィドルの大森ヒデノリさん、友人の胡弓奏者木場大輔君の伴奏でお名前を聞くことの多いギターリストで、各方面から噂はかねがねお聞きしていたものの、去年の秋に池田のフィドルフェスティバルで始めてお会いするまで、長い時間がかかった。それから半年、今回は初めての共演を快く引き受けてくださった。岡崎さんは振る舞いや演奏等いろいろな意味でプロフェッショナルだなあと思わされた。ライブはおかげさまで演奏者、お客様ともエキサイティングして楽しかった。
岡崎さんは3つ上になるのだけど、楽屋話で音楽の道にはいるきっかけなど色々お聞きし、共感できることも多く刺激になった。岡崎さんは60人もの生徒さんを毎週教えているそうだが、それだけでも相当のエネルギーが必要と思われるのに、演奏もあり本当に精力的だなあと思う。
音楽家としての一日は忙しい。1回のライブには準備に相当の時間が必要になる。曲を決めたり、共演者と練習をしたり、担当者とメールや電話で打ち合わせをしたり。演奏のギャラは時給換算するととても高いように思われるが、実は演奏時間の数倍をかけている。レッスンも、教材を考えたり作る時間もけっこうかかる。それだけではなく、自営業として営業も経理もしなければいけないから、メールやブログやメルマガ、ホームページを書いたり、楽譜を書いて共演者にFAXしたり、フライヤーを印刷したり、CDの在庫管理をしたり、請求書を書いたり、予定を調整したり・・・etc。
「音楽家はもっと音楽に専念できるのだと思っていましたが、実際は事務作業でかなりの時間がとられてしまいますよね、僕なんかそれで一日終わってしまう日もあります。さらに教室にライブにリハーサルに・・練習の時間がなかなか取れないのが悩みです」と言うと、岡崎さんは共感してくださり、「事務作業を手早く済ませて練習に時間をさけるミュージシャンがさらに伸びるんでしょうね」と言ってらっしゃったが、とても納得してしまった。
今日はライブもレッスンもありませんが、事務の日にします。一日があっという間に過ぎてしまいますが、しっかり仕事します。
あ、ところでメルマガ第二号を発行します。今回はリージョナル・スタイルについての考察をさらに深めてみたいと思っています。明日発行しますので、読みたい方はhttp://www.irishflute.info/トップからのメルマガ登録をお早めに。