昨晩書いた内容とちょっと矛盾するようだけれど、最近
リリースされたアイリッシュ・フルートのCDの中から気になるものを紹介します。
モダンで最先端なものもあれば、若手による正統的な
ものもあり。広く楽しむべきものはありますね。
The Magic Square "Isn't anyone going to stop them?"

ボストンのアイリッシュバンド。フルートはあのチーフテンズのMatt Molloyの息子Peter Molloy。僕は彼のアーティキュレーションやヴァリエーションがとても好きです。
Magic SquareのMy Space
Matt and Shannon Heaton "Blue Skies Above"

シカゴ拠点に活躍するMatt Heaton(ギター)とShannon Heaton(アイリッシュ・フルート)の夫婦によるアルバム。二人は歌も歌う。フルートの音色はNuala Kennedyのような女流フルーティスト?の系統を感じさせる、端正なもの。
プロフィールによると、Shannonは3歳でピアノをはじめ、7歳でナイジェリアに行き、そこでベルギー人の隣人からアイリッシュ・フルートを習いはじめたのだとか。とてもインターナショナルな経歴ですね。
Matt & Shannon Heatonのマイスペース
Sharon Shannon "Renegade"

アコーディオンのSharon Shannonによる最新作で、前作Mike McGoldrickらとの"Tunes"につづくもの。いろんな国の音楽を雑食的にポップに演奏するSharon Shannonのトラディショナルでアコースティック回帰路線だが、今回のコンセプトはレゲエ調なのだろうか?
Mikeの即興的変奏やリズムのフェイクはいつも楽しく聴いています。あと、彼のアイリッシュ・フルートの音色は本当に傑出していますね。
Nuala Kennedy "New Shoes"

スコットランドの女流アイリッシュ・フルート奏者Nuala Keneddyによるソロ・アルバム。彼女はエディンバラを拠点に、Fine Friday やHalem Scaremといったスコットランド系バンドで活躍しており、カナダのケープブレトン島のアーティストとの交流も盛んなよう。
スコットランドでライブを見たけれど、お茶目で女の子らしいキャラクターが演奏ににじんでいて、ドキドキしちゃいます。
説明が難しいけれど、Nuala式のシンコーペーションをよく使います。
Nauala Kennedy のマイスペース
"The Flute Players of Roscommon"

ロスコモンのフルート奏者のコンピレーション・アルバム。詳しくはじゅんさんのブログをご覧ください。
じゅんさんのブログを見ていると、他にMarcus O'Murchの2枚目やPeter HoranとGerry Harringtonのデュオ、John Wynneの新作など、僕のツボにぴったりのアルバムが多々発売されている様子。カスティーズ(アイルランドのCD屋さん)ではSeamus TanseyのLP復刻盤CDも載っていました。
うー、聴きたい!