昨日は大阪のフィドル倶楽部で、オールナイト・アイリッシュ・セッションに参加してきました。初めての試みだそうで、朝まで弾き倒してきました…「ピアノ」を。
今年から教室でピアノ伴奏をつけるようになり、先日、生徒さんからキーボードを頂いたこともあり、10年前にかじっていたピアノへの興味が再燃。作編曲にも大助かりで、どうしてこの10年間、キーボード1つ持たなかったのだろう、と不思議に思うほどなんです。
思えば、伴奏者としても活動できれば仕事の幅が広がるなあ、なんて思って数年間にブズーキを買ってみたこともありましたが、弦楽器はどうも向いていないようで、すぐに触らなくなってしまい、今年になって売却しました。昔とった杵柄で、ピアノを選択していれば良かったんだ。
とはいえ、当時はピアノ伴奏者の知り合いがいませんでしたので、そういう発想が無かったんですね。今は、奈未さんという心強いピアノ奏者がいるので、頭の中に理想形がはっきり想像できるんです。
アイリッシュ・セッションでの基本的なピアノ伴奏は、リズムとコード感を与えるためのもので、決してソロをとったり、斬新なコードをつけて目立とうとするものではないのですが、それがまた楽しいものです。メロディ奏者の皆さんは、どんどん弾いてほしいです!
だいたいの曲は、リズム形式が違うだけである程度のパターンで伴奏できるのだ、ということも、体で感じることができました。もっともっと、セッションでピアノを練習したいものですが、会場にピアノがあるところ、というとフィドル倶楽部くらいなので、またセッションに顔を出そうと思います。
さて、最近、「ハーティ」と劇的な再会を果たしました。僕がもっとも尊敬するアイリッシュ・フルート演奏家のChris Norman氏の、オーケストラと共演している作品で"Highland"というものがあります。

スコットランドの伝統曲を協奏曲風にアレンジしてあるCDで、僕はこのCDをとっても気に入っていて、4、5年前から愛聴していました。
最近、知人から、「アイルランドの作曲家で、ハーティって知っていますか」と聞かれ、知らなかったので先日の東京出張の折、タワーレコードでNaxosからハーティ作品集が出ていることを知り、購入、帰宅して聞いてみてびっくり。”Highland”に収録されている"In Ireland"が入っていたのです。そう、Norman氏は、Harty作品を吹いていたのですね。
ハーティは、指揮者としてより知られているアイルランドの作曲家で、In Irelandは1925年の作品です。随所にアイルランド音楽からインスパイアされたと思われるフレーズがちりばめられています。
その話を、先日別のクラシック通の知人に話したところ、楽譜を発見して頂きました。そして、その楽譜は実は、先にハーティを紹介してくれた知人が持っていて…
そんなわけで、今 手元にIn Irelandの楽譜があります。完全に現代クラシックの作品ですが、これはぜひともアイリッシュ・フルートで演奏してみたい。新たな目標になりました。いつか、皆さんに上演できるときがくることを願っています!