2008 10/18 分の日記・・・
今日は午前中に2件の個人レッスンがあるほかは、久しぶりに午後から休み。余り知られていないけれど、スコットランドのハイランド・バグパイプの祭典
パイプフェスタが関西で開催されています。世界で持ち回りで開催しており、今年は日本が会場になるということです。
先月トラヴェルソのレッスンに行く途中に、大阪の地下鉄駅の掲示板にも広告を貼り出していました。
今日は午後2時半から、須磨水族館でパレードがあるそうなので、レッスンが終わってから妻と二人で行くことにしました。ところが、乗り換え駅である高速神戸駅まで行った時点で2時半を回っており、水族館に電話すると、パレードは30分で終わるとのこと。あきらめました。結局、阪急御影駅で降りて、近くの池のほとりでお弁当を食べて帰りました。
晩に、練習をしている時のこと。
ここ数ヶ月にわたり、フルートに関して頭を悩ませる問題があったのですが、解決したのです。それは、低音のDの鳴りが悪くなった、という悩み。
鳴りが悪く感じたのは2ヶ月ほどのこと。ひょっとして、孔を塞ぐタンポが漏れたのかな、と思い修理にも出しましたが、それでは解決しませんでした。低音のDだけ弱く、強く吹き込むと1オクターブ高くひっくりかえってしまいそうになります。音程も低く、かなり高めに息をあてねばなりません。
こんなもんだったっけ?と思いながらも、方策もなく、仕方なく演奏活動をしていました。アイリッシュでは、低音のDが良く出てきますし、このままでは演奏していても気持ちよくありません。練習不足のせい?トラヴェルソを練習したから?と自分の力量の問題だと思っていました。
今晩、スペア楽器としているオリジナル(1820年代に作られた)のRudall & Roseフルートを吹いていて、低音が素直に鳴るのにびっくり。やはり、自分の力量とは関係なかったのです。
それで、再度普段使っているフルートを吹いたら、やはり低音が弱い。これは、メーカーに送り返して、修理してもらおうかな、と思ったくらいでした。
そこで、キーをはずして吹いてみたり色々試したところ、どうやらC#キーが半分閉じかかっているためだと判明。フルートの構造の話になるので説明が難しいのですが、トライしてみます。

上記図のように、足部管は3つのキーが重なっており、一番低いBキーを押すと、C#とCのすべてのキーが連動してふさがる仕組みです。Bキーをはずすと、C#キーは高く上がるのに、Bキーを取り付けたら、C#キーが半分閉じることがわかりました。Bキーの押さえる部分が低くて、ほかのキーを押さえつけていたようです。
そこで、Bキーの高さをペンチで曲げて、高くしました。それにより、C#キーが閉じる症状をなくすことができました。吹いてみたら・・・!低音が気持ちよく鳴ります。もとの状態に戻りました。それに加えて、DやEの音程も良くなりました。良かった!
またひとつ、アイリッシュ・フルートについて詳しくなりました。
こういった修理は、基本は自分でするものではないですし、僕もたいていの場合は施術後に余計症状が悪化して、後悔することが多いですが、逆に、失敗した分だけ学ぶことができます。失敗を回避するには、手を加える前によく観察し、考えることが大切です。