3月17日は、アイルランドの聖人のお祭り、セント・パトリックス・デイ。アイルランドでは、パレードや打ち上げ花火などで盛大に盛り上がります。日本でも、大都市ではパレードが開催されるようになりました。
去年に引き続き、今年も名古屋のセントパトリック・イベントに呼んで頂きました。去年の日記はこちら。
http://irishflute.info/2009/03/25/去年は屋外で演奏だったのですが、今年は屋内(大須演芸場)でのコンサートを企画しているとのことで、僕とイリアン・パイプス等の松阪健さんと参りました。
JRの在来線で3時間。兵庫→大阪→京都→滋賀→岐阜→愛知と、6府県をまたぐ行程です。途中、米原で乗り換え。ここから、北陸にもいけちゃうんだ~。

気ままな旅をしたい気分。移動中は風景を楽しみ、音楽を聴きながら本を読めるので、苦にはなりません。名古屋から地下鉄に乗り換え、大須観音駅から歩くこと少々、演芸場につきました。
古い時代のままの大衆演芸場の趣。看板には、今日の演目がかかっていました。

ちょっと早く着いたようで、中にはまだ入れませんでした。パレードがもうすぐこちらに来るそうでしたが、昼食を食べていなかったので近くのうどん屋さんへ。当然、味噌煮込みうどんを選びました。ぐつぐつと煮立ったうどんが運ばれてきました。名古屋ではフタをお皿代わりにして冷ましつつ食べます。

いざ、食べよう!と思ったその時、映画「タイタニック」のテーマが流れてきました。きっと、パレードが近づいてきたんだろう、と思ったんですが、どうしてこんな寂しい曲でパレードしてるんだろう・・・と思ってよく聴いてみたら、曲が「ニューシネマ・パラダイス」に変わったので、お店のBGMだと気付きました。びっくり!!
去年も、熊野に車で行く途中に昼食を食べに入ったカフェで、突然「サリー・ガーデン」がかかりはじめてびっくりしたことがあります。また、長崎のホテルでは、入ったとたんBGMが「ダニー・ボーイ」に変わったことも。こういうとき、僕は歓迎されているんだなあって喜んでいます。
演芸場に戻り楽屋で待っていると、まだ今日の出し物が続いていたようで、落語家さんが舞台にいらっしゃいました。舞台袖から覗いてみると、広い会場にお客様は4人。それでも、オチまでずーっと頑張って喋っていました。こういう落語家さんの人生、暮らしってどんななんだろう、と心惹かれました。

リハーサルの様子です。千客万来の「千」の字が、後からつけたしたみたいだな~と、ひそかに思っておりました。ここに来る前は、演芸場って客席は座布団で、つまんないことを言ったら座布団が飛んでくるのかなあと恐れをなしていましたが、映画館のようなシートでした。ちょうちんが下がって、雰囲気良かったです!

外では、ギネスの販売が始まり、白人たちが楽しそうに集まっていました。みんな日本語がすごく上手でした。なぜか聞くと、名古屋の人は英語をしゃべらないから、日本語がしゃべれないと生きていけないのだそうです。名古屋に限った事じゃないと思うのですが~。
本番の様子を撮影していないのですが、浅井さんのハイランド・パイプの演奏に始まり、沙羅さんとハントさんの弾き語り、ゲーム音楽を弾く謎のヴァイオリン「スクリームの人」による演奏、そして僕らという構成。あえてアイルランド音楽は僕たちだけにしたのは、一般のお客さんに来てもらえるようにしたかったからなのだそうです。
松阪さんとの演奏は、2人なのにヴァリエーションが豊富で、こういう場にはぴったりでした。受けも良かったですよ!
本当は、日帰りするつもりだったのですが、僕はせっかく名古屋の皆さんに会えたのだからと、打ち上げまで残ることに。スポーツバーで、深夜までいろんな方と楽しくお話しが出来ました。
名古屋では4月から教室が始まります。栄の中日文化センターで、2・4金曜日13時~。今回は、チラシを持って行ってPRも出来たので、良かったです。それに、販売の方でお世話になったお客様や、古くからの演奏家の知り合いにも会えました。嬉しいことに、2件お仕事のオファーも頂きました。旅は新たな出会いが毎回本当に楽しみです。
成長には、旅と、本と、仕事、人との出会い。これに尽きます。
名古屋INJの皆さま、大須へお越しくださったお客様、どうもありがとうございました!